土地探しを経験された方なら『用途地域』という言葉を一度は目にされたことがあるのではないでしょうか。
ですが意味はあまりご存じない方も多いはずです。
用途地域とは、ざっくりいうと土地の用途を地域ごとに13種類に分けることにより、用途の混在を防ぎ、快適な住環境を守るための都市計画です。
地域ごとに建物の用途に制限があるため場所によっては、建てられない用途の建物があります。
住宅用地として見てみると、
低層住居専用地域は建物の用途、高さに厳しい制限があるため日当たりが確保されたり、大規模な商業施設が建てられないので、人の出入りが少なくいわゆる「閑静な住宅街」に当たります。
商業地域は人の出入りが多い代わりに近隣に大規模な商業施設が揃うため「利便性の高い宅地」となり、地価も高いため50坪以下ぐらいの宅地が多くなります。
用途地域は各自治体のHPから閲覧することもできます。しかし、法律上の制限も複雑に関わってきますので詳しくは専門家にご相談下さい。
暮らしのイメージを用途地域から考えてみるのも面白いかもしれません。