先日 下松市のH様邸の上棟が有りました。
前日の晩から雨が降っていたのですが
朝には快晴☼ 上棟日和です。
柱に書いてある文字は図面に書いてある木材を何処に持っていくかの番付と呼ばれるものです。
左下から右に向かって「いろはにほへと・・・」
左下から上に向かって「1234567・・・」
昔は漢数字で右下を起点にしていました。
写真に大きく映っている「い2」は、「い」通りと「2」通りの交差した所の柱です。
「いの一番」と言うのは此処からきています。
また番付は南側に書かれています。
柱を建てた後に1階の桁・梁を掛けていき、ボルトで固定していきます。
そのままでは、少し揺れて斜めになるので垂直を確認して
三角形を作るように仮固定していきます。
これを「仮筋交い」と言い垂直だけでなく桁の”通り”も見て
真っ直ぐになる様に1階部分だけでも数本固定します。
後日、図面で定められた場所に太い「筋交い」を嵌め込み「仮筋交い」を取ります。
2階部分も同様にして、家の建てりや通りを出していき
屋根裏の見えなくなる部分は外さないので
最初から15㎜の板(五分板)で確り固定して
同様に建てり通りを出します。