山口県周南市の住宅メーカー(株)COLe(コル)

「古の知恵」 「逆木」とは?

  • 2023-04-15
  • 代表取締まられ役
  • 家づくりの豆知識

皆さんもご存知のように、日本伝統の家造りに欠かせない構造材。柱。
アニメのキャラクターにも、その 代名詞とも使われる重要な柱。
個人的には、れんごくさんが好きだ❤️
では、なくて(;´∀`)
柱は、元々、山で育っていたように、根っ子が下、葉っぱが上になるように立てるのが常識とされている。

これを逆さまにしてしまう事を「逆木」と言う。

根っ子のほうを元口、上のほうを末口と言う。
でも、製材された木材は、どちらが元口で、末口か分かりづらい。
見分け方は、色々あるが、長くなるので、今日は話さない。
ただ、木を乾燥する時は、あえて逆木にして乾燥させる。
何故ならば、元口を下にすると、雨が降ったりすると、雨水を吸い上げて、いつまでも乾燥しないからだ。

後、日光東照宮など、歴史的な建造物は、あえて、一部を逆木にして建築されている。
逆木にする事により、この建物は、未完成。完成とは、後、衰退するしかないので、未来永劫、衰退する事のないよう、あえて逆木にしている‼️

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