山口県周南市の住宅メーカー(株)COLe(コル)

「線状降水帯」のおはなし

  • 2023-06-02
  • てんちょう
  • スタッフの日常

先日の5月29日の月曜日に
我が山口県も梅雨入りしましたね。

この連日のジメジメでクセ毛の
収拾がつかない てんちょう です。

毎年これくらいの時期からは
朝どんなに髪型を整えても
仕事をしている間にどんどん
髪型が変わっていきます。

今の周南市は昨日からの雨も上がり
だいぶ落ち着いてきた様子ですが
今日も四国や近畿など広い範囲で
「線状降水帯」が発生したようで
場所によっては河川の氾濫などの
災害も起きているようです。

この「線状降水帯」という言葉ですが
最近ニュースや天気予報などで
良く聞くようになりましたよね。

この機会にちょっと調べてみました。

「線状降水帯」とは
積乱雲がライン状に次々に発生して
ほぼ同じ場所を通過し続ける自然現象で
災害の原因になるような極端な集中豪雨が
発生するエリアのことです。

昔からこういった自然現象自体はあって
最近の気象レーダーの技術の発展から
形が特徴的な降水帯が見られるようになり
それが「線状降水帯」と名付けられたので
私たちが良く聞くようになったそうです。

「線状降水帯」のメカニズムですが
大雨をもたらす原因は積乱雲です。

この積乱雲が連続して発生して
上空の風の影響で帯のように連なると
「線状降水帯」ができます。

積乱雲が1つなら雲が風に流されて
雨は強くても一時的なものになりますが
積乱雲が連なった「線状降水帯」では
長時間にわたって大雨が続きます。

「線状降水帯」は災害が起こる確率が
高いとされている自然現象です。

その危険性から気象庁では
観測の精度をさらに高めたことで
これまでよりも最大30分前倒しで
情報を伝えるための新たな運用を
今年の5月25日から始めたそうです。

急に起こる「地震」とは違って
この「線状降水帯」がもたらす災害には
ある程度備えることができると思います。

普段から家族で防災について話したり
公式に発表される正確な最新の情報を
しっかりと見聞きしていくことで
目の前の危機をなるべく早く察知し
避難などの防災行動に移せるように
することが大切ですね。

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