さて、今日の記事は
先々週の続き、
防府市F様邸の外壁作業の様子です。
外壁面の下地作りの桟木を8割程 貼り終わった状態でしたが
軒天地組が出来上がり、材料も揃ったので工事を進められます。
軒天、破風板、通気見切りを取付け
軒天際に外壁下地の桟木も付けました。
これまで出来ると”屋根”の存在感が出てきます。
さあ遂に、重たい外壁を貼っていきます。
当然一人では大変なので2人で作業します。
角の役物を取り付けて、
取り敢えず板を並べていきます。
一番最初は板を縦半分に切り落とします。
これはサッシ開口部に外壁を又掛け(半掛け)にする為です。
板の細い部分を無くす事で剛性を高めて板の割れを極力防ぐためです。
貼ったらこんな風になります。
で、なんでコノ外壁が重たいのか?
大きさも有るのですが、材質がセメントと木材チップを練り合わせて作った物だからです。
むか~しに、センチュリーボードっていう名称で販売されていた商品に酷似しています。
これは今の基準に適合した性能、品質ですが
1枚が50キロもある商品です。
釘打ちしている間にずり落ちるので
一人が支え、一人がずり落ちない様に専用釘を仮打ちして
最後に二人で上下に分かれて釘を本打ちしていきます。