下松市 S様邸 建方の様子
日中 暑い日が続いています。
近所を散歩している老人が既に空調服を着ていました。
今年も厚くなりそうです。
先日上棟しましたS様邸の様子です。
先ずは作業前のお清めです。
棟梁先導で施主様と時計回りに角を
御塩と御神酒で清めて行きます。
お客様に良く尋ねられるのが
余った御神酒をどうすれば良いでしょう?
お持ち帰りしてもらい料理酒として使って頂くか
その場で家や土地に撒いて頂くのが良いです。
昔は大工さん達で
清めの酒として建方作業前にコップに少しづつ飲んでいました。
現在は飲酒になるのでしていませんが
おおらかな時代でしたね。
作業は柱を立てて
桁や梁を掛けていきます。
途中の状態を上から見る機会が少ないと思います。
大工さんは平気で梁の上を歩いていますが
慣れるまでは中々恐ろしいモノです。
で、慣れ過ぎて緊張感が無くなると
転落事故に繫がりますので
注意が必要です。
勿論この日も事故は無く
無事に作業出来ました。
写真は桁、梁の上に母屋束が立っています。
母屋束の上に乗っている木材を母屋(母屋木)と言い。
一番高い母屋木を棟木と言います。
棟木を上げる(取り付ける)事から
棟上(上棟)と言います。
写真は棟木が上がった所です。
この後、屋根垂木を取付て
屋根野地合板を貼り
屋根仕舞い完了です。
現在S様邸は、大工さんが外壁面構造材を貼り付け中です。
