山口県周南市の住宅メーカー(株)COLe(コル)

高気密・高断熱の家

  • 2019-06-09
  • 代表取締まられ役
  • 現場より

冬あたたかく、夏涼しい家と言うフレーズは、お家を検討されている方であれば、一度は耳にされたことがあるのでは!?

いわゆる、高気密・高断熱の家だ。

高気密とは、家の隙間がなく、家の中と外の空気が出入りしにくい事。
最近の家では、あまり聞かないが、よく冬になると外の冷たい空気がお家の中にピューピューと隙間風が…なんて事も。
こんな現象を、なるべくなくしましょうと言う事だ。

高断熱とは、お家の中に、外の暑い温度や冷たい温度が壁や天井、床下から伝導して入って来るのを防ぎましょうという事。
夏の熱い太陽に照らされると、屋根から天井との間や、外壁は、恐ろしい位の高温になります。
これを中に伝えないようにしましょうという事。

そこで、これらの対策として使われるのが、断熱材。
弊社も断熱材として、吹き付けのウレタンを使用している。断熱材としては、ハイスペックのものではあるのだが…。
これで断熱性能は完璧だ!!️
と、いう事にはならない。
なぜなら、

お家には、窓がある。

もちろん、断熱性能の高い窓は色々あるが、窓から伝わり入って来る、逆に伝わり逃げていく数値は、壁と比べ2倍~3倍以上!!️

それでは、窓をなくしましょう。
と、いう事にはできない。
真っ暗で、電気代がいくらかかるのか?
更に圧迫感があり、息苦しいし、外の景色が見えないから楽しくない。

そう、日本の家には窓がある。
窓は、開けられるタイプの物と開けられないタイプのものがある。
一般的には、開けられるタイプのものを使用することが多い。
窓を開けて、気持ちの良い新鮮な空気を取り込む事も出来るし、換気も窓を開ける方が効率がいい。

ただ、窓が開くという事は、窓の周りには必ず、わずかながらも隙間ができる。隙間がないと窓は開かない。

高気密・高断熱の家と言っても、隙間ゼロ、断熱100%とはならない。
そもそも、窓を開けると、どんなに性能の高い家でも一瞬で、高気密・高断熱ではなくなってしまう。

そんなジレンマにかられながら、今日も頑張っている…。

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