お家を検討されている大半の方は、土地から検討されます。
土地を探す場合、小学校区や、日当たりや、道の広さ、あるいは利便性など…。
色々な観点から選択していきますよね。
そこで、その選択肢の一つに是非付け加えて欲しい要素が、その土地の地盤の強さです。
今は、家を建てるにあたり、その土地の地盤の強さを事前に調査し、地盤の状態が悪ければ、将来、家が傾いたりしないような適切な工事をします。
そして良く陥りやすいのは、新しい造成団地の土地…。
特に大型の団地が造成された時。
「隣の敷地の地盤が良いから、何メートルも離れてないから、ここも大丈夫でしょ。」
いや、いや、それは、とっても危険な話し。
例え隣接する土地でも、地盤の様子はまるで違う事が多いのです
大型団地なんかは、山などを削り、造っていくのですが、右の画像を見て頂けれ ば、一目瞭然。
家を建てるためには、土地を平らにしなければならないため。
まず、山を削って平らにします。これを、山を切り取るイメージで切り土といいます。
そして、山を切り取り出た土を、捨てるのは大変なので、それを利用し、今度は地山に盛って、平らな土地を造ります。これが盛り土です。
さて、どちらが家を建てるには、いいでしょう?
答えは、簡単、切り土の土地です。
切り土は、元々の地山を利用するので、一般的に地盤が良いケースが多いです。
「じゃあ、盛り土はダメなの?」
いやいや、そんな事はありません。
土地で重要なのは、バランスです。
弱いなら、弱いなりに均等に弱ければ、まだ良い方です。
一番やっかいなのは…。