山口県周南市の住宅メーカー(株)COLe(コル)

「土地を決める前に」

  • 2019-06-16
  • 代表取締まられ役
  • 現場より

お家を検討されている大半の方は、土地から検討されます。

土地を探す場合、小学校区や、日当たりや、道の広さ、あるいは利便性など…。
色々な観点から選択していきますよね。

そこで、その選択肢の一つに是非付け加えて欲しい要素が、その土地の地盤の強さです。

今は、家を建てるにあたり、その土地の地盤の強さを事前に調査し、地盤の状態が悪ければ、将来、家が傾いたりしないような適切な工事をします。

そして良く陥りやすいのは、新しい造成団地の土地…。
特に大型の団地が造成された時。
「隣の敷地の地盤が良いから、何メートルも離れてないから、ここも大丈夫でしょ。」
いや、いや、それは、とっても危険な話し。
例え隣接する土地でも、地盤の様子はまるで違う事が多いのです

大型団地なんかは、山などを削り、造っていくのですが、右の画像を見て頂けれ ば、一目瞭然。
家を建てるためには、土地を平らにしなければならないため。
まず、山を削って平らにします。これを、山を切り取るイメージで切り土といいます。
そして、山を切り取り出た土を、捨てるのは大変なので、それを利用し、今度は地山に盛って、平らな土地を造ります。これが盛り土です。
さて、どちらが家を建てるには、いいでしょう?

答えは、簡単、切り土の土地です。
切り土は、元々の地山を利用するので、一般的に地盤が良いケースが多いです。

「じゃあ、盛り土はダメなの?」

いやいや、そんな事はありません。
土地で重要なのは、バランスです。
弱いなら、弱いなりに均等に弱ければ、まだ良い方です。
一番やっかいなのは…。

同じ土地の中に、強い地盤と弱い地盤が混雑している場合です。
これを異種地盤といいます。
弱い地盤でも均一なバランスであれば、万が一でも、家は平行を保ち沈んでいきます。
これが、強いところと弱いところがまばらであれば、家は斜めに傾きます。

せっかく、値段交渉までして安く手に入れた土地でも、地盤改良の費用で、150万かかった!
なんて事になれば、500万の土地を650万で買った事になります。

是非、土地を決める時の検討材料にしてみて下さいませ。

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