改めて、基礎とは?
1、それをより所として物事を成り立たせる、おおもと。
2、建築物や大きな装置の一番下にすえ、全重量を支えるもの。
建築においては2番の文となりますが、どちらにせよ大元の大事な所です。
基礎工事の流れを簡単に説明します。
地面を掘り固い地盤である支持層まで根伐り(地面を掘る)を行います。
その後、掘削面をしっかりと転圧を行い(地面を抑え固める)砕石を敷き層を作ります。
再び転圧を行い、シロアリ予防の為に地面に薬剤を撒き(工法によりしないこともある)
その上に地盤からの湿気を防ぐため防湿シートを敷きます。
事前にブロック毎に組まれた鉄筋を順番に並べ、結束線(細い針金)で各々の鉄筋を連結させます。
大事な基礎部分の鉄筋が簡単に錆びては困るので、スペーサー(セメント製ブロック)を使い地面から離します。
鉄筋工事と同じタイミングで底盤コンクリートの型枠組も行います。
鉄筋工事完了ですが、ここで第3者機関の基礎配筋検査を受けます。
検査に合格して初めてコンクリートの打ち込み(打設)が出来ます。
JIS認定工場出荷の生コンを使用します。
コテで平滑にし、コンクリート打ち込み完了です。