山口県周南市の住宅メーカー(株)COLe(コル)

替え時と加減が大事です

  • 2023-06-28
  • コーラマンレッド
  • 現場より

先日 雨の合間に棚板の加工塗装をしました。

鋸で切り、ヤスリを掛けて塗装します。

建築現場で使う刃物は主に

鋸、丸鋸、カッターナイフ、鉋(カンナ)、鑿(ノミ)

どれも使っているうちに切れ味が落ちて

仕上がり面が荒くなり、

それが要因で無駄な力を掛けて作業して怪我をしてしまいます。

切れなくなったら、刃先を研ぐ

もしくは、刃を替えて作業するのが一番です。

紙ヤスリも刃物と同じです。

使っていると最初の切削感が無くなっていきます。

そうなったら、紙ヤスリを交換して作業する方が

早く仕上がります。

紙ヤスリの粗さの表記に♯240とか有りますが

これが目の細かさで数字が大きいほど細かいです。


で、この♯240は 一般では240番と言いますが

♯=シャープでは無く メッシュと言います。


紙ヤスリの粒度(番手)の決め方を物凄く簡単に説明すると

網目(メッシュ)180を通過し240を通過出来なかった

粒子を塗布した物が240番の紙ヤスリです。


あと、使い方のアドバイスです

電動工具や当て板に付けて使うことが多いと思いますが

強く押し当てずに軽く押し当てて使う事。

削れた粉の逃げ道が無く紙ヤスリ表面にコビリ付き

切削力が落ちるだけで無く

削っている物に傷を付ける事が有ります。

力を込めて作業時間に大きな差は出来ません。

良い加減で作業しましょう。

コルでよく使っている紙ヤスリの手番は

木仕上時に♯180

塗装前に♯360

です。

木目に沿ってヤスリ掛けすると綺麗に仕上がります。

棚板は現在乾燥中です。

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