なんか壮大な題ですが
ゴキの話です。
嫌悪感を抱くアノ虫ですが
人類誕生(200万年前)よりはるか昔の3億年前
両生類や昆虫が繫栄した時代から、ほぼ姿を変えずに生存しています。
多くの種類が居ますが、大半が森林で腐葉土等を分解してヒッソリ生きています。
人間の生活に絡んで来る種類はわずかです。
定期点検で伺ったお客様からの質問で
「床下にゴキブリ駆除剤を設置するのが良いですか?」
と聞かれました。
結論から言うと
室内で、ゴキブリを見ていないなら駆除剤は設置しない!
駆除剤は、奴らを毒のエサで誘引して食べさせるのですから
ワザワザお家の中に招き入れる事は有りません。
基礎下の土壌、ベタ基礎床部分、床下の土台・木材、一階床上1メートル
まではシロアリ用の薬液を散布していて、ゴキブリ等の害虫に対しても有効です。
なぜ有効かって?
それはゴキブリとシロアリが近い種類の生物だからです。
ゴキは木や紙、ホコリ等 なんでも食べて分解します。
シロアリは木を食べて分解します。
奴らはどこから来るの?
夜に屋外(隣家含む)から地上を這って
下水配管から
引っ越し時に紛れて
等が有ります。
来ても食べ物が無ければ繁殖は出来ないので
食べかすや、ホコリが溜まらない様にコマメに掃除し
不要な紙・段ボールは処分するのが重要です。