一時的に構造材が雨に濡れたとしても
木材には元来、水分を取り込んだり吐き出したりする特徴が有ります。
雨が止めば水分も自然に出して元の木の状態に戻ります。
怖いのは、
木材加工時にわずかに残っている表面の木の粉や
木自身の脂分(ヤニ)が浮き出て滑りやすくなる事です。
ある程度の雨量で流れ落ちてくれますが
雨の降り立ちは注意が必要です。
この日も少し天気の様子見をしました。
雨が上がり問題なく作業できるようになったので
再開です。
短い柱”母屋束”を付けてその上に
屋根母屋、棟木(一番高い位置の木材)を乗せます。
手前の太く下から上に向かって付いている木材は”上り梁”構造材です。
画面奥の母屋束と母屋を止めているのは”雲筋交い”立てり通りを見て固定しています。
これから屋根垂木の取付を始めますが画像は割愛ですw