先日、瓦屋さんがこられて瓦のお話を聞かせていただきました。
物価上昇の影響もあり、瓦の出荷数は年々減少傾向にあるそうで、瓦屋さんとしても現状を打破するべく色んな角度から取り組みをされているそうです。
瓦のメリットとデメリットについても教えていただきました。
メリットとしては、まずは耐久性です。経年による劣化が少ないのでメンテナンス費用が抑えられます。
次に断熱性です。瓦と野地板の間に空気の層ができるため断熱性が高くなります。断熱性が上がるということは遮音性も上がるので雨音も軽減されます。
ではデメリットはというと、まず重さがあげられます。建物の耐震性は屋根の重量が重いほど不利になります。しかし不利=危険というわけではないので、構造的な検討でクリアすることができます。
次にコスト面です。やはり他の屋根材と比べると費用がかかります。将来のメンテナンス費用を考えれば初期投資ともとれますが、物価上昇の厳しい現状ではなかなかネックとなります。